花粉症の薬ザイザルの副作用

考えている女性

ザイザルは第二世代抗ヒスタミン薬で、アレルギー性鼻炎や蕁麻疹、湿疹などの皮膚炎にも効果があり、さらに咳を改善することもできます。ジルテックのジェネリック医薬品で、眠気などの副作用が少ないことで知られていますが、ザイザルにも副作用は存在します。

ザイザルは1日1回1錠を寝る前に服用すると効果が表れるのですが、主な副作用として強い眠気があげられます。眠気が出ることが多いので就寝前に服用し、薬服用直後に強い眠気がでないようにしているのです。ですが、日中においてもザイザルを服用する場合は、自動車の運転は避けて、危険のある機械の操作は控える必要があり、注意事項として記載もされています。

このほかの副作用には、倦怠感や脱力感、口の乾きや吐き気、総ビリルビン上昇など肝臓に関する障害があります。薬を服用するということはなんらかのことが体の中で起こるので、倦怠感を感じることは多いのですが、薬の副作用として起こる脱力感は気を付けて様子をみなくてはならない症状の一つです。脱力感の他に何もする気が起きない、明らかに症状が暗く落ち込んでいるなどの無力症になった場合は注意が必要です。

重篤な副作用には、アナフィラキシーショックや湿疹などの意識消失、血圧低下や呼吸困難、顔面蒼白といったことが起こります。このようなことが起こるのはまれではありますが、まったく起きないというわけではありません。

アナフィラキシーショックが起こると血圧低下や呼吸困難は同時に起こりやすく、手当てが遅くなると命に係わる状態になります。アナフィラキシーショックがあり、しかも意識消失が起きている場合は速やかに医療機関を受診してください。

そして攻撃性や幻覚、健忘といったことも起こりやすいです。このような症状が出ているときは顔面蒼白になることもあり、様子が明らかに違います。ザイザルを服用したとたんに、わからないことを口走ったり、妙にイライラしたりしている場合は副作用が出ている可能性もあります。

なお、比較的安全な薬ですが、肝障害がある人やてんかんの持病がある人、65歳以上の高齢者は慎重に投与しなくてはならない決まりがあります。そして妊婦や産婦も使用することは控えなくてはなりません。子どもや高齢の方が服用している場合は、副作用は出ていないか確認をするようにします。

また、薬の相互作用が高まるものに、テオフィリン系の薬があります。テオフィリンは主に喘息の治療薬として使用されますが、この薬とザイザルと服用した場合、薬の効き目が強く出てしまうことがあります。安易に服用せず、必ず医師と相談をするようにします。

ザイザルは短期間の服用であれば副作用は出にくい薬です。長期間服用する予定があるならば、あらかじめ相談が必要で、自分勝手に服用を中止したり再開したりしないほうが良い薬でもあります。正しく服用することで効果が表れてくるので、慎重に服用するようにしましょう。